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太陽熱集熱器・最新機種「SP3B」

特徴

最新機種の「SP3B」は、太陽熱集熱器のコンデンサ部分が140℃以上発熱しない画期的な製品です。
これによって、太陽熱集熱器の一番の課題であった夏のオーバーヒートの心配が無くなります。 オーバーヒートは、夏に太陽熱集熱器を使用しない時期が1週間以上続くと、集熱器の密閉回路内のブラインが異常加熱されて安全弁から吹いてしまい、復旧のためにサービスマンがブラインを再補充しなければならないというトラブルです。
「SP3B」では集熱器のコンデンサ部が140℃以上に発熱しないため、集熱器回路内のブラインは100℃以上に加熱されることがなく、オーバーヒートのトラブルが起きません。 さらにオーバーヒート対策として、これまでシステム内に必ず取り付けていたラジエータ(放熱器)が不要になるため、システム構成がより単純になります。
集熱器のパッキンやブラインの損傷の心配もなくなり製品の寿命がさらに延びます。

SP3B
真空管の本数24 本
真空管の直径Φ70 mm
集熱板面積3.03 m2
ガラス面積3.19 m2
設置面積4.62 m2
長さ× 幅× 厚み2,241×2,061×150 mm
重量79 kg

「SP3B」が140℃以上発熱しない原理

真空管ヒートパイプの内部には、ヒートパイプと呼ばれる銅管があり、その中には熱媒が入っています。従来の製品は集熱板が吸収した熱がヒートパイプ内の熱媒を沸騰させ、コンデンサ部は300℃近くまで発熱します。
最新機種の「SP3B」では、熱媒に特殊な物質を使用しています。この熱媒は、従来の熱媒よりも低い温度で完全に蒸発するため、コンデンサ部には液体が存在しない蒸気のみの状態となり、熱交換がストップして140℃で温度上昇がストップするのです。

新型ヒートパイプと従来品ヒートパイプとの温度変化比較

SP3Bと従来品を試験装置で温度上昇を比較したのが上のグラフです。
日射装置が作動すると、SP3Bも従来品もほぼ同じスピードで温度上昇します。
約15分後、SP3Bと従来品は共に150℃近くに達しますが、それ以降SP3Bは温度上昇が見られないのに対し、従来品は温度上昇が継続され実験開始40分後には230℃まで温度が上昇し、その後も上昇が継続します。温度上昇が止まるSP3Bだと、集熱器のブライン回路内が高温に沸騰し安全弁が吹くオーバーヒートが起きないのです。